海浜避暑地は、宮城県の七ヶ浜(当時の仙台区の東方。松島の一部)において、1888年(明治21年)の海水浴場開場および1889年(明治22年)からの外国人宣教師らよる別荘建設(高山外国人避暑地)が始まりである。これらは東アジア各地から避暑をしに日本に集まる外国人の長期滞在に対応したものである。
近年のリゾート開発は大規模な面積を要し、多大の資金と長期間の計画的な投資を必要とすることから、ヤマハや東急、西武など、オーナー経営色の強い企業がリゾート開発を企業体として行ってきた。
1987年にカネ余りと内需振興の掛け声により、リゾート法が制定され、各地方が民間企業と組んでリゾート開発を計画したが、その後のバブル崩壊等もあり、そのほとんどが頓挫し、また、「大規模年金保養基地(グリーンピア)」等の公共リゾートの失敗もあいまってリゾート法後のリゾート開発の時代は終焉を迎えてしまうこととなった。
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